下駄は間に合わせだったのですが、最近、工房の近くの善通寺市内にとてもよい古いお店を見つけ、すっかりファンになってしまいました。
先日はふだん履きの下駄を買い、そして今日はお出かけ用の桐下駄を仕立ててもらいました。
この“車屋”というお店は、善通寺市内の赤門筋にあり、いろんな種類の下駄があって見てて飽きません。鼻緒も選べるようになっていて様々な色、柄、生地の鼻緒が並ぶ様は、まるで着物の帯を探す感覚です。

今日はポップなししゅうの入った鼻緒を選び(松本はこういうのが好きなのです)一枚板でで作ったきれいな会津桐の下駄と合わせました。

鼻緒を取り付ける様子。下駄の後ろに好きな名前を刻印してくれます。

刻印は明治に作られたもので、ずっとお店で使いつづけているそうです