2005年07月29日

香川県でのうるし掻き、始まりました。

4月8日に、今年のうるし掻き予定地の“下草刈り”の報告をしました。
そして、おととい7月27日に、一回目の“傷付け”を行いました。いよいよ待望のうるし掻き開始です!
雨がずっと降らなかったので待ちに待ったうるし掻きです。(うちは遅めに始めるのですが、今年はいつにもまして遅くなっちゃいました)
729--1.jpg
きょうは松本がうるし畑に草刈り行き、写真を撮ってきました。
(うるし畑のさらに上にも、長い間確認していない木があるとのことで、茂った草木を掃除しつつ探しに行ったのです…このご報告は、また今度!)

729_2.jpg
一回目の“傷付け”では、うるし樹液は採りません。
うるしの木に「今年、あなたから樹液をいただきますよ」という“ごあいさつ”をするようなもの。
何回かの傷付けで刺激をうけて「いよいよだな」と、うるしの木は樹液を採られる準備をします。
初めての傷付けにもかかわらず、
こんなにいっぱいうるし樹液が流れ出していて…松本もびっくり!(笑)
これは期待できそうです。

posted by sawako miyazaki at 00:42| うるし掻き

2005年08月01日

宮崎、二辺目のうるし掻き

72_ame_2.jpg
傷付け予定のマーキング


今、松本が北海道へ研修中なので、留守中のうるし掻きは私がすることになりました。
現場は高松市内の山名のですが、実は、ひとりで現場に行くのは、初めて…。(^_^;) 私自身、うるし掻きをするのもちょっと久しぶりです。 
正直、ちょっと緊張です。
先日、場所確認に松本と現場確認に行った時、帰りの山道にお財布みたいな柄のヘビさんと出会ったので、さらに緊迫感を増しました。(笑)

松本があらかじめ、傷つけの予定をチョークで記してくれていたので、作業自体は楽でした。

カンナを入れると、待っていたかのように、じわり、ときれいな樹液がにじみ出てきました、
松本が言っていた通り、意外と肉厚の“ジューシーな木”で、傷をつけてどばっと出るタイプではなく、じわじわと時間をかけてたくさん出るタイプの木のようです。

そうこうしているうちに、日が暮れてきたので(山の夕暮れは早いのです)、周囲に気をつけつつ、ちょっと急いで帰りました。
posted by sawako miyazaki at 22:29| うるし掻き

2005年08月07日

松本、三辺目のうるし掻き

今年、はじめて樹液を採取しました。
posted by sawako miyazaki at 21:00| うるし掻き

2005年08月12日

四辺目のうるし掻き

8_12_1.jpg
2回目の樹液採取。作業中のうるしの木は2本です。

8_12_2.jpg
前回分と合わせて、これだけのうるしが採れました!
posted by sawako miyazaki at 21:00| うるし掻き

2005年08月21日

今日の漆掻き

今月もずっと雨が無く、ダムの貯水も底を尽き、香川県の水状況はたいへん深刻になっています。
そんな中、やっと待望の雨が…!
朝からぱらぱらと雨があったのですが、今日だけは降って欲しくなかった。
今日は、東京の方が漆掻きを見に来られたのです。(T_T)

8_21.jpg
こんな天候でしたが、熱心に見ていただけて、ほっとしました。
少しでも雨があるとふだんは絶対傷を付けないのですが、漆の将来のためにこの木にはがまんしてもらいましょう。

今日来られた方は「雨男」予備軍になりそうです…。
このおかげで、ダムの貯水率が少しアップしました。ありがとうござます。(笑)
posted by sawako miyazaki at 22:15| うるし掻き